ニューカレドニア 日本人会ASSOCIATION JAPONAISE EN NOUVELLE CALEDONIE 

日本人移民120周年慰霊碑落成式典

   ↑  2012/12/16 (日)  カテゴリー: イベント案内
12月14日(金) 雨が心配されながらも見事に晴れ渡った空の中、1892年(明治25年)に日本人が初めてニューカレドニアに足を踏み入れた場所THIO村(チオ村)の日本人墓地にて慰霊碑の落成式典が行われました。
この120周年祭はニューカレドニア親善協会(日系人会)と日本名誉領事であるマリージョー・ミッシェル氏が中心となって計画したプロジェクトです。

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日本からも当時チオで生まれて戦時中オーストラリアのTATURA収容所で暮らしたタツラ・キッズ、慰霊碑作成に伴い協賛頂いた各企業の代表者、真宗大谷派護念寺住職の細川 好円師、駐フランス日本国特命全権大使である小松 一郎氏他たくさんの方が参加されました。

ニューカレドニアからもル・ニッケル社の代表の方々やセント・ジョセフ大聖堂主任神父であるロック神父を始め沢山の方が参列されました。

除幕式の後の落成式典ではロック神父と細川 好円師による司式が行われました。
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その後、駐フランス日本国特命全権大使の小松 一郎氏をはじめたくさんの方達の祝辞がありました。
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落成された慰霊碑は山を背にして墓地の右側に設置されています。日本で製作・加工されたステンレス鋼で構成され、前面には両国の関係を象徴するアーチ、後方には市営墓地の景観に見られる神道とキリスト教を象徴しており、下部が刀、上部が十字架の柱。花崗岩で覆われたベース部分の装飾はニューカレドニアと日本との関係の発展と強化を象徴し、その中心は両国間の絆を表します。裏側には、チオに眠る日本人の名前を2カ国語で刻んだ刻銘板が設置されました。写真作家、成安造形大学准教授の津田睦美氏がニューカレドニアの日本人移民史に関する調査の枠内で、身分証書に関わる記録や移民会社の資料をもとにチオで亡くなった日本人のリストをフランス語と日本語で作成しました。

慰霊碑の設計者は沖縄在住の一級建築士、松田幸代氏。前世紀初めにル・ニッケル社で働いた故松田幸三郎氏のご子息で、ニューカレドニアに異母姉妹がいらっしゃり、この慰霊碑に象徴的、歴史的意味合いや親愛の情を籠めて設計して頂きました。

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式典後、チオ教会の集会所の場所を移し住民の方達の心づくしのお食事を頂きました。
お食事会はチオ村の酋長達とcoutumes(クチュム)を交わした後、始まりました。

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この日の落成式典の様子は、夜のニュースは勿論、NOUVELLE CALEDONIENNEと朝日新聞にも掲載されました。
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また今年10月に発足したニューカレドニア和太鼓協会による初演奏も慰霊碑の前と集会所にて行われました。
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2012/12/16 | Comment (-) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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